不動産投資を始められて、リフォームの内容などに悩まれる方も多いと思います。
このブログでは「こんな物件をリフォームをしたらこうなった」というような内容を毎日更新させて頂いております。
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こんばんは。 本日は 前回 に引き続き
一戸建ほぼ廃墟からの再生プログラム#006
をご紹介させていただきます。
場所:【千葉県 山武郡】
戸建のほぼ廃墟からのリフォームの完成までの道のりの「その6」をご案内いたします。
今回は地上波デジタルのTVアンテナに焦点をあてて、ご覧いただきたいと思います。
<地上波デジ用UHFアンテナの構造>
もともとはUHF用として普及していたアンテナもそのまま地デジ用として使用されています。画面左側のアンテナのおしりの「く」の字になった部分が反射器で他の基地局の同じチャンネルの電波を遮断し、最寄りの基地局に向けられた先端部の受信チャンネルの電波のゴーストを防ぎます。
ベランダに設置されていた地デジ用UHFアンテナの給電部を開いてみると錆などがあります。
給電部は放射器からの電波を給電して電気的な信号に変える役目をしています。ここにケーブルを接続してテレビまで電波を送り出します。
がしかし、アンテナ自体給電部も含めてもとより複雑なパーツはついておらず、外形が激しく破損でもしていないかぎり使用可能であることがほとんどです。
こちらは VHF時代に屋根につけられたアンテナの接続されたブースターの名残でしょうか。
2階に壁面には使用されなくなって途中で切り取られた中継接線が放置された状態です。
地デジのアンテナ機器の主要な構成は次のようになります。
<外部>
・地上波デジタル用UHFアンテナ
・VU・BS・110度CSブースター増幅部
<建物内>
・分配器
・VU/BCブースター電源部
※電源部は後付けで室内にあることもありますが、リフォーム時に天井点検口付近に分配器とセットにした BOXを設けて設置することでメンテンンスし易さや、見た目にもすっきりとさせることができます。
<室内>
・テレビ端子コンセント(同軸ケーブルコンセント)
・分波器(セパレーター)便宜使用
建物の中に入ると、むき出しのままの中継接線が束ねられていました。
引き直して必要と思われる各部屋にテレビ端子コンセントを設置することになります。
物件のTVケーブルが生きているのかを裏技的に直接TV機器を持ち込んで確認という方法もありますが、
アンテナからの電波が届いているかどうかは中継接線をつないで地デジレベル測定器で確かめるのが最善の方法になります。
(写真はアプリで基地局の周波数を参照しているところ)
同じTVチャンネルでも、各地域のアンテナ基地局は違った周波数で電波を出しています。まず最寄りのアンテナ基地局を見つけおよそのアンテナの方向を合わせ、そのアンテナのケーブルにレベルチェッカーをつないで取りたい基地局の周波数とアンテナの向きを微調整しながら合わせていきます。
(写真はケーブル未接続なので数値は出ていません)
レベルが数値で確認できるチェッカーは上の機種の他にも多種あります。
基地局を特に選定しないで、電波のレベル(強弱)のみをさぐるだけなら、こちらの写真のような簡易チェッカーもあります。
(インジケーターランプで電波の強さを判断する仕組みです)
賃貸投資物件のリフォームにおいては、入居率を安定させるためにも TVアンテナからテレビ端子コンセントまで問題なく電波が入る状態にしておくことはもはや必修ともいえそうです。
次回はさらにこの物件の問題部分にもせまってみたいと思います。
今回の現場監督は『堀さん』です。
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