不動産投資を始められて、リフォームの内容などに悩まれる方も多いと思います。
このブログでは「こんな物件をリフォームをしたらこうなった」というような内容を毎日更新させて頂いております。
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こんばんは。 本日は 前回 に続きまして
一戸建ほぼ廃墟からの再生プログラム#002
をご紹介させていただきます。
場所:【千葉県 山武郡】
今回は戸建のほぼ廃墟からのリフォームの完成までの道のりの「その2」をご案内いたします。
「こちらをご覧になっていただいてる方は、投資物件購入検討される際に現地を見にいかれることも多いかと思いますが、今回は自社で購入した物件の現調からリフォーム完了までの様子を何回かに分けてご紹介したいと思います。少しでもご参考になればと思います。」
今回は雨樋についての現地調査をご案内したいと思います。
まず雨樋が壊れる原因はおよそ以下のようなケースに当てはまります。
原因①
落ち葉などのゴミ、鳥の巣などの詰まり
原因②
雨樋の傾斜が正常でない(歪み・たわみで勾配がなくなっている、施工ミス、雨樋支持金具のヤレ等)
原因③
経年劣化がおこっている(樋自体の割れ、ねじれ・歪み)
原因④
雨樋の継ぎ手に隙間がある(継ぎ手や留め具等の外れ、接着部分の外れ、雨樋自体の歪み等により)
原因⑤
風や雪などの影響(破損、滑り雪でのたわみ、パーツの欠損)
以上のような観点で現地を調査していきます。
上の写真では「軒樋」部分がゆがみ等で中央が持ち上がった感じになっています。
あるべき勾配(10mに付き3~5cmほど下がるように)は保たれていないようです。
こちらもしなりですが、たまたま「集水器/ジョウゴ」が中央にあり、そのように施工されたものかもしれませんが、端にあった場合は、必要な勾配が狂うほどの曲がりです。
こちらは、呼び樋/(斜めの部分)から下の「竪樋」(縦のパイプ)がまるごと欠落しています。
同様にこちらも「竪樋」がまるっきりありません。
さて上の「竪樋」ですが、径にサイズがあります。
写真上下が60mmで真ん中が66mm。
「竪樋」
55φ
60φ
66φ
75φ
90φ
「軒樋」
100mm
105mm(細耳)
105mm(太耳)
121mm
150mm
一つのメーカーの例ですが、雨樋にはこれだけのサイズがあります。
「集水器/ジョウゴ」は「軒樋」の幅と「竪樋」の径の両方が一致するものを選ばなければなりません。さらに「軒樋」の幅に合わせた雨樋支持金具を選ばなければ建物への取り付けができません。
新築では当然統一されますが、古築では補修の際にどれかが変わっている場合が考えられます。
部分補修をおこなう際には、それぞれの場所でサイズ確認に注意を要します。
雨樋は正しく取り付けられ、不具合があればなるべく早めに補修をおこなわないと、建物に大きな被害を与えることになります。古築の物件では、雨樋の傷み具合も建物の健康状態を知る手段のひとつとなるでしょう。
次回もまた外観から知ることのできる建物の状態へとせまってみたいと思います。
今回の現場監督は『堀さん』です。
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