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家族であっても、とるべき距離感とは?

家族が心地良く過ごせる家の設計を考える


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いつもブログをお読みいただいてありがとうございます。企画宣伝の森戸です。

今日は家族の居心地の良い距離感についての話をしようと思います。

夏季休暇中に、ある設計事務所の友人のところにお邪魔しました。友人のところには、小学生と幼稚園児の子供2人がいる4人家族の新居の打ち合わせに来ていました。最近、ご主人は脱サラをして、奥さまの実家を手伝う事になったそうです。そこで土地を購入したので新居を建てる事になったそうです。

話題が子供部屋に移ったとき、「最近はスタディコーナーをつくられる家が多いですよ」と友人が事例写真を見せながら紹介すると、

「これ、すごくいいじゃないですか」

とご主人のテンションが一気に上がり即座に採用が決まりました。横で話を聞いていた私は、聞きなれない「スタディコーナー」という言葉に食いつきました。

スタディーコーナーって何?

スタディコーナーとは、文字どおり子供が教科書やノートを広げて勉強に勤(いそ)しむためのスペースをいうのだそうです。多くはリビング、ダイニング、キッチンといったパブリックなスペースの近傍に、2人以上が並んで座れるカウンター状の机として造られているスペースのことらしいのです。昭和の時代だと、同じ目的でダイニングテーブルが多用されていました。しかし、食事のたびにテーブルの上を片づける手間を考えると、専用のスペースを設けたほうが使い勝手がよいとのこと。そこで独立したのがスタディコーナーなのだそうです。

 2人以上の横幅を確保するのは、子供の隣で親が勉強を見てやるのに都合がよいのだそうです。子供の隣にもうひとつ椅子があると、

「ねえ、これどうやってやるの?」

 と難解な計算問題を前に動きが止まった娘の呼びかけに同じ目線で応じられるのが便利だということのようです。

中学生、高校生になったときのことを考えて、子供部屋にも従来どおり学習机を設ける家庭はいまでも多いですが、東京の戸建てのように延床面積が狭い地域では、「スタディコーナーに机があるのだから子供部屋にはなくてもよい」と割り切った考え方をする親御さんも増えています。(以前のブログで書かしていただいたようにhttps://reform-pikaichi.com/子供が不登校・ひきこもりにならない間取り/)子供との共有空間で長い時間子供を観察する&コミュニケーションすることは、子育てにおいて有効です。それと、最近は、家ではあまり勉強をしない子供たちが増えているのも要因のひとつ。地域にもよるが、いまは高校生ともなれば、塾や図書館、あるいはカフェで学校や受験に必要な勉強を手際よく済ませ、家に帰ればごはんを食べて寝るだけというスタイルが増えているそうです。スタディコーナーさえあれば十分なのです。

人生の中で結局、親と子が互いの視線を愛おしいと感じる季節はとても短いと思います。みなそれを分かっているからこそ、親子の時間を濃密なものにしてくれるスタディコーナーは、学齢前後の子供がいる家庭にはとても受けがよいのかもしれません。スタディコーナーを設置する間取りは、必然的に狭くなっていくのでしょう。今後ますます「子供部屋」のふつうになっていくような気がしています。

私が見たところ、昔ながらの子供部屋はスタディコーナーの躍進に気圧(けお)されるように、その面積をどんどん狭くなっっているようです。都内に建てられた戸建ての図面ばかり見ているせいもあるのでしょうが、近ごろの子供部屋はどの家も面積が狭い家が多いと感じます。都内なら四畳半もあればいいほうで、それ以下の子供部屋もざらにある。藤子不二雄作品に登場する昭和の子供部屋はおそらく六畳程度。ドラえもんやハットリくんが現れても、いまはリビングにお連れしないとゆっくり話もできなくなりました。

 冒頭に紹介した家族の場合の間取りもそうでした。敷地はありあまるほど広かったのだが、スタディコーナーとは別に設けた通常の子供部屋は、お母さんの要望で一人当たり3畳にまとめられていました。敷地の大小とは関係なく、あえて戦略的に小さくつくられる部屋も家づくりには存在するのですね。

子供の縄張り

 色々な建築家にラインで聞いてみました。「近ごろのお施主さんは、子供部屋にどのような要望を出されます?」

 まったく想定外の答えに驚きました。

「ほとんどのお施主さんは、そもそも子供部屋に興味がありません。要望があるとすれば、せいぜい広さくらいでしょうか」 子育てに対する関心は大いにあるはず。けれど、子供部屋自体にはあまり関心がないというのです。

「とりあえず、あればいいです」

 その程度の冷めた返答が一般的なようです。

 施主がそのようなスタンスだと、がんばらなくてはならないのは設計のほうです。そこで建築家は、いつも次のような提案から始めているそうです。

・広さは子供一人につき2.275×2.275m角(3畳弱)を基準にする

・部屋に机は置かない

・洋服ダンスも置かない

・シングルベッドがひとつあればいい

勉強は子供部屋以外の場所でするだろうから机は必要なし、洋服は家族全員分のタンスを一か所にまとめたほうが便利だから個別には設けない、そういう考え方なのだといいます。

さて、そのようにして設計された子供部屋ですが、これを間取りのどこに配置させるのでしょうか?

皆さん「できるだけ、親のいる場所から離れた場所に配置します」というのです。家族の滞在時間が長いLDK、親が寝起きする主寝室など、親のいる場所からなるべく離れたところに配置するのがよいのだとか。その真意をたずねると、

「動物というのは、みずからの身の安全を守るためにたいてい縄張りをつくります。人間も動物の一種と考えればその習性は同じでしょう。」との回答でした。

縄張りは身体的・精神的に安心・安全を得るのが目的ですから、互いに近接していては意味がありません。親と子の居場所を離すというのは、生き物の本能に沿って考えれば当然のことだとは思います。

人が幸せだと思える家という空間

家は、そこに住むすべての人が安心して過ごせる場所でなければなりません。しかも、大きな決断でもあります。安心の定義はさまざまですが、こと家族間の関係にしぼっていえばそこにはふたつの安心があります。ひとつは「家族と一緒にいること」で出来る安心、もうひとつは「ひとりになりたい時にひとりでいる事ができる」という安心。このふたつがあれば、住まいは誰にとっても気楽に過ごせる楽園になります。

 そう考えると、スタディコーナーと子供部屋を与えられた現代の子供はとても恵まれた環境にあります。その日、そのときの気分で2種類の居場所を使い分けられれば、わが家はいつも安心な場所です。だからこそ、一方の居場所である子供部屋は、ときには「敵」となる親からなるべく離れた場所でないと意味がないのですね。ただ、最近の間取りを見ていると、子供部屋をキッチンやリビングの隣に配置している家にたまに出くわします。その多くは、子供のひきこもりを心配した母親が親の引力圏に近づけた結果だそうですが、家の中にひとりになれない居場所をなくした子供は、早晩、家の外に同じものを求めるようになるのではないでしょうか。

ファミリーディスタンス

初めての家づくりから約30年後、大人になった子供と一緒に建てる人生二度目の家づくりが二世帯住宅です。昨今は現役世代の所得が総じて低い状態です。土地から購入して新築できるほど経済的余裕のある人が少なくなってしまいました。やむを得ず、親の家を二世帯住宅に建て替えるケースが増えています。「二世帯住宅を設計するとき、気をつけていることは何ですか?」幾人もの設計者にたずねてきましたが、答えはいつも同じでした。

「親世帯と子世帯をなるべく離すことです」

理想は玄関から別々に分ける「完全分離型」のプランだそうです。息子家族と二世帯住宅を構えるときは「息子の嫁」との関係から完全分離型以外考えられないでしょう。

「いや、うちの妻は母と仲が良いので、完全分離型でなくても大丈夫ですよ」

そう胸を張るバカ息子がたまにいるらしいとのことでした。ですが、設計者たちに言わせればそういう家庭がいちばん危ないといいます。ふだんから、奥さんと母親がどれだけ気を遣い合い、互いの腹を探り探りしながら暮らしているか、知らぬは亭主ばかりなり、なのです。互いの縄張りが干渉しないように、子は親をなるべく遠ざけるべきなのですね。

親と子をめぐる家づくりのポイントは、未来永劫このワンポイントだけ。親子が互いに安心して暮らしていく秘訣は、なるべく互いの距離を保つこと、適度に遠ざけること。そのディスタンスが、人間の本能に即した無理のない生活環境を生み出します。仲良しを続けたければ、離れることです。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。



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