人気物件の広告分析からひも解く
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いつもピカいちのブログをご覧いただきありがとうございます。企画宣伝の森戸です。
最近では、ネットで賃貸物件を探す人も多いのですが、やはり不動産屋の軒下に掲示される空室広告は大事です。以前に書かせてもらった私の所有する品川区の築30年、３０坪の戸建て物件の話なのですが、昨年賃貸人が出て行ってしまったので、人付けをしなくてはならなくなりました。お正月にリフォームをしなければならないと思い、見に行ったら・・・・・なんと！全ての部屋が和室に！今時、全室和室とは！？ありえない光景に唖然としました。どのような宣伝文句で売り出そう？？？
まず始めたのは、競合物件の宣伝文句を収集。ある意味、全室和室なんて物件は一つもありませんでした。
1200個の宣伝文句を集めてみた限り総語句数は19万語以上。「KH Coder」というテキストマイニングのソフトウェアを使って解析を行って見ると
一番、多く使われている言葉は、「街」という言葉。「街」と「都会」は地元の駅前の不動産屋が仲介なので除外とし、
無い知恵を絞り、考えたのです。
これは、和室の良さを伝えねばならないと。まさかの逆転方式です。弱いところをどう伝えるかが勝負所。繁忙期には絶対客付けしなければならないので、印象付けに有利な物をネットで調べ上げました。
後付け照明と後付けデコレーションで印象付け作戦
電球を這わせた簡単なアップライトをネットで見つけ、購入。あともう一つ購入したのは、住居内でも安全な循環型の噴水です。最近は、お店にも行かずに様々な商品が購入できるので、アイディア次第で予算にあった印象付けに役立つ物が沢山あります。
こちらの循環型噴水に、管理が楽なポトスをあしらえ、設置しました。宣伝文句は、「和の暮らし」です。
何が功を奏したのか、作戦は成功し、13万の家賃を下げずに、3月から３０代の若夫婦に入居が決まりました。
やはり、広告の宣伝文句で興味を沸かせ、内見で印象付ける これが王道ですね。
今回かかった費用は全部で20万ぐらい。空室になってしまうより、損益が少ないので成功です。皆様もネットで検索してみてください。今回私が購入した巡回型噴水も、色々なテイストのものがあり、イタリア風・バリ風等色々あって見るだけでも楽しめます。噴水の他にもおしゃれなライトや、自分で設置できるDIYグッズも豊富にあります。
皆様も、客への印象付けの際にはネットを活用してみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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