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赤いドレスが残された部屋

日当たりが良いのに植物が枯れる不思議な空間


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いつもブログをお読みいただいてありがとうございます。企画宣伝の森戸です。

今日皆様にお伝えするお話は、お盆という事もあり、私が経験したゾッとする話をお伝えします。

もうかれこれ、20年も前の話になるのですが、当時私は西麻布の星条旗新聞社前のビルを事務所として借りており、不規則な仕事だったので毎日タクシーで五反田の自宅に帰るのも、面倒でした。そんな事もあり、仕事場の近所で住める場所を探していました。何週間か物件を見て、決めたのが六本木1丁目のス◯イコー◯という分譲マンションでした。(今はそのマンションは取り壊され、グランドタワーというビルが建っています)

坂の中途に建つこのマンションは、メゾネットタイプの3LDKで、管理人が24時間常駐するなかなか良さそうな物件でした。今思えば、この広さで家賃が月13万円という値段は安かったのかもしれません。(今であれば、事故物件を疑ったはずですが、その時は、良い物件が見つかったぐらいにしか、思っていませんでした。)内見でこの部屋を見に行った日も、日当たりの良い明るい部屋だったので好印象でした。

私が住んでいた物件ではないのですが、似たようなイメージの画像

即、入居する事を決めました。ただ、1つ気になる点としては、厚みが5センチ程もある重厚な玄関の扉が1箇所へこんでいたのです。なんか突起のあるもので叩いたようなへこみ。どうすれば、こんなへこみができるのでしょう。今思えば、妙な違和感を感じたのが奇妙な出来事が起こる前触れだったのかもしれません。

引っ越しの当日、スキー靴の収納先を見つけようと、階段下の収納棚の扉を開けると、そこに茶色の紙袋がポツンと置いてあるのを見つけました。中を見てみると、カーテンに包まれ、赤い布のようなものがクチャっと入っています。広げてみると、白い毛玉がびっしりの着古された、ポリエステル生地のシャーリングのついた赤いドレス。この仕立てから想像するに、フィリピンパブとか外国人が出稼ぎ先の飲食店で着るような感じのドレスでした。「気持ちわる!」先住者の忘れ物でしょうか。高価な忘れ物でもないようなので、1階にあるダストボックスに即、捨ててしましました。

部屋の間取り

観葉植物が全て3日以内に枯れる!

こうして、私はこの部屋に住み始めたのですが、奇妙な事が起きることになります。まず、殺風景な部屋の中に、パキラや観葉植物を複数、置いていたのですが全て3日以内に全てが枯れてしまうのです。最後は、サボテンを置いてみたのですが、サボテンも白く枯れてしまうのです。日当たりは良好なのにです。

私自身も、朝起きると昨日の疲れがとれていないのか、体がガチガチに凝っている感じなのです。引っ越し当初、低反発のマットレスに寝ていたので、「これは、寝具がダメなのかもしれない」と思い、新しいベッドを購入しました。しかし、疲れが取れないのです。

私がその現象で導き出した答えは、「高速道路が近いから、疲れが取れないのかもしれない」という事でした。仕事が終わると、24時間営業のマッサージ店で1時間のマッサージに通い続けました。他にも不思議な現象はありました。仕事を終え帰って来ると、雨漏りもするはずのない廊下(廊下の上部はベッドルーム)に水溜りがあったり、テレビが勝手についたりと不思議だとは思いましたが、怖い体験ではないのであまり気にしませんでした。

生傷が絶えない毎日

ある日、吹き抜けの天井から吊り下げられているシャンデリアの電球が切れたので、交換しようと脚立に乗り作業をしてると脚立が勝手に倒れ、腰を打ったり、自電車で坂を降り切ったところで、ブレーキをかけた瞬間、ブレーキのチューブが2つとも外れたりと、今度は怪我が絶えない状態になっていきました。なんだかんだで、3年間は住み続けたのですが、傷が絶えない3年間でした。

あまりについてない状況に不審感を抱き始めた頃、このマンションから近い私の持っている物件が、退去するという連絡が入りました。そして、一時的に私が住む事に。荷物も移動させ、忘れ物はないかと点検をしていると、例の階段下の収納棚の中に、捨てたはずの あの茶色い紙袋がそのままの状態で置いてあるのです。気持ち悪いので、中を開けずに、そのままにしてそのマンションを後にしました。これが、私のオカルト初体験の話です。今なら、そんな部屋、頼まれても借りないのですが、当時は“妙な違和感・奇妙な物理現象”を経験し始めた時期で、その対応が身についていなかったのだと思います。

後日、自分のマンションで引っ越しのパーティーを開き、友人達を呼んだのですが、友人の一人が「ここは大丈夫そうだね。」と意味深な事を言いました。訳を聞くと友人は視えるタイプの人だったらしく、階段の踊り場が血飛沫で赤く染まっている光景を見たようです。結局友人7人のうち、3人はあのマンションに訪問した際、何かを感じていたようであのマンションに行くのを敬遠していたようでした。良くないものを感じた友人達は、流石に住んでいる本人には打ち明けられなかったと語っていました。

やはり、心理的瑕疵物件

その後私は、麻布警察署で真実を知る事になります。

過去にあの部屋で起こった事件は「無理心中」。部屋の先住者は、50代の個人経営者。彼は、この部屋で愛人である若いフィリピン出身の女性を囲っていたのだそうです。ただ、彼は酷い酒乱だったそうで、ある日口論の末、彼女をあやまって撲殺してしまいます。彼女が死んでしまった事実を知り、憔悴しきった男性は自分の動脈を切って自殺を図ったそうですが、彼は肥満体だったらしくなかなか刃が到達せず、死ねなかったようです。救急車を呼び、彼は虎ノ門病院に運ばれますが、運ばれる途中で息を引き取ったといいます。

いわゆる「心理的瑕疵物件」だったのです。事故物件のなかでも、たとえば殺人事件や変死、自殺や事故などが過去に起こった物件のことで、次の入居者に心理的な負担がかかることから、「心理的瑕疵物件」と呼ばれています。事故物件を販売したり貸したりする業者には、本来「告知義務」が課せられています。しかし、どこまで説明しなければならないかについては明確な取り決めがなく、不動産会社によって対応はまちまちのようです。そもそも、私も、その当時心霊現象や祟りなどこれっぽっちも信じていなかったので、聞かなかったのです。

霊が視えるとかいう現象には未だに無縁ですが、世の中には、「ぞっとする」家が確かに存在します。マイホーム探しで、そんな家に出遭ったとき、普通の人は回避します。つまり、買わない、住まないのです。それは、まったくもって正しい対処法です。一方、世の中には、福の神のような人が居て、そんな人なら“妙な違和感”の原因を封じ込めることができるのでしょう。そのような人であれば、事故物件でさえ喜んで住めるのでしょう。

ただ問題は、福の神でもなく、「ぞっとする」というセンサーを持ち合わせない人(この部屋を借りた当時は私もこの分類にいました)。その場合は、「なぜか大幅に安くなっている家や部屋」には近寄らないほうが無難です。君子危うきに近寄らず、です。

最後までお読みいただきありがとうございました。



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