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物件ミステリー「変な家」①


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いつもピカいちのブログをご覧いただきありがとうございます。

企画宣伝の森戸です。今日は、私の暗い趣味について書こうと思います。

「目的もなく時刻表を読むのが好きだ」という人がいます。

そのような趣味の方に話を聞くと、時刻表を眺めるだけで、その列車に乗って旅をする気分が味わえる楽しみがあるというのです。古地図とか、軍隊の作戦図、図書館の貸し出し表を漠然と眺めるのも面白いと言う人も。趣味は様々ですが、私の場合は物件を見るのが大好きです。弊社では、リフォーム工事に入る前、物件を見に行く事があるのですが、そんな際、煤けた柱に、昭和の水シール(昭和40年代、ガムについていた水で貼り付けるシール)や、残されたカーテン、剥がさずに捨て置かれたポスター等・・・その部屋で暮らしていた人のカケラを見つけてしまう事があります。

水シールはなかなか、剥がすのが大変なので親から注意される子供が続出していました

そんな時、その部屋の住人の生活を想像し、思いを馳せるのが私の楽しみなのです。

今回は私の趣味である物件の内見で変わった物件をお話します。

テナント物件の場合「居抜き」の賃貸物件が好まれます。廃業したBARや焼肉屋の跡に、また別のBARや焼肉屋が入るのです。什器やキッチン周り(意外と業務用キッチンはお高いのです)などの設備を流用できることから、開店費用の節約になるからです。業態が似通っていればいるほど、居抜きの効果を享受することができます。

ところが以前、とんでもない「居抜き物件」が現れて巷で話題になった事があります。

それは、相撲部屋の居抜き物件。1階には土俵が用意されていおり、神棚もそのままでした。間取り図を見て「なるほどな」と思うのは、あらゆる部分が「力士仕様」になっていること。たとえばトイレは、すべて力士サイズの和式便器になっているのです。面積は通常サイズの2倍以上あり、常人が用を足そうとすると、すさまじいガニ股姿勢を取ることになりそうです。あまり知られていない事なんですが、和式便器を採用する必要があるのは、100キロ以上の力士が常に利用するする便器は、洋式であると特注になるからです。両国近辺の力士が頻繁に訪れる飲食店では、洋式便器が常に壊れます。因みにこの物件は、当時賃料45万円でテナント募集されていました。安いと見るか高いと見るか、なかなか相場のつかみにくい居抜き物件です。気になるこの物件。ところが、そんな特異な物件でも、借りたいという方が、現れました。なんと、借り手はちゃんこ料理屋さんでした。

外国人には人気の両国スポットです(コロナで最近は?ですが)土俵を囲み、お客さんが、ちゃんこを食す。なんとも斬新なアイディアに脱帽です。さすがに、力士用の便器は取り外され、ちゃんと、常任仕様に変えられていました。

変な家も、借り手殺到!?

物件チラシも面白いポイントがあります。ちょっとお話ししますと、大家さんの戦略が見え隠れしているんです。

「デザイナーズ」とか「アンティーク調」「白金」「池田山」とか、雰囲気の良い言葉や土地のブランドを使いたがる大家さんがいます。賃貸住宅の情報サイトを眺めていると、かろうじて植木鉢を置ける程度の「専用庭」とか、え、ここ池田山じゃないのに、「ヴァンペール池田山」と名前がついているマンションや、徒歩25分でこじつけのような「2駅利用可」とか、そういう表現と出会うことが多くありませんか?

シングル層の多い東京23区では、各デベロッパーとも、とにかく単身者向けの新築を建てようと試行錯誤を重ねています。そういうマンションでは、設備や住環境は二の次で、儲けを生むためにとにかく部屋数を稼ごうとする事が多いのです。居間とトイレの間がアコーディオンカーテンで目隠しされているだけのワンルームも実際に存在します。東京の過密状態は江戸開府以来の難題で、借り手側としてもとにかく住居費を抑えたいところ。「家賃が安い」という理由だけで借り手が常に埋まる物件も。

兎に角、客付の良い物件とは、何か特徴のあるコンセプトがあるパターンが多いと思います。

最近では「ペットと暮らす」をコンセプトに、売り出された建売も登場しています。

天井は高く、吹き抜けにはキャットウォーク(ネコ用通路)が通されているため、ネコは縦横無尽にこの家を駆け抜け、家族団らんの場に飛び降りることもできるという物件や、

猫を中心に考えられた物件

犬の目線を重視して、ドッグランつきの犬専用扉付きの平家住宅等、、、。

犬を中心に作られた住宅

こうした物件はいわば、日本社会の持つダイナミズムの証。

黒川紀章のように、「変な家」を通じて都市への問いかけを行った建築家もいます。

彼の代表作である「中銀カプセルタワービル」のユニットは、

ご覧の通りの超・狭小住宅で、現代人が見ても驚く建築としてその姿を保っています。

まだまだ、変わった物件は多く存在しています。

皆様も、変わった物件をたまには、探してみませんか?

最後までお読みいただきありがとうございました。来週は、また弊社物件の昭和建築についてお伝えします。



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