不動産投資を始められて、リフォームの内容などに悩まれる方も多いと思います。
このブログでは「こんな物件をリフォームをしたらこうなった」というような内容を毎日更新させて頂いております。
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こんばんは。 本日は 前回 に引き続き
木造アパート2DKの改修ポイント：vol.3
をご紹介させていただきます。
場所：【千葉県 市川市】
木造アパート2DKの1世帯、空室時の改修ポイントの現調編を引き続き、ご紹介させていただきます。
まずは玄関より。リフォーム前の廊下が暗かったのは、気のせいではありません。玄関口で一番に目に入る壁クロスは天井含めてすべて貼替えられました。また、玄関ドアのチェーンなどにも「ちゃんと機能しているか？」目を配りチェックして、もし問題があれば交換することも忘れていはいけません。
また、小型LEDを使用する照明を廊下の天井に新規に取り付けました。まず最初の一歩として、玄関周りの明るさが新しい照明器具で十分に確保されているというのもまた、入居希望者を案内する際などにも第一印象で差が出る大切なポイントになります。
さて、DKへの扉です。入ってみましょう。（室内のドアハンドルが、著しく見かけが劣る場合は変えてしまうのもポイントです）
DKの壁には TVモニター付きインターフォンの操作パネルが設置されています。宅配便の受け取り時に画面で確認できれば、女性の一人住まいの方ほか、セールス対応や防犯の面でも非常に安心です。
壁のスイッチ脇には、 DKの天井につけられた新しい照明のリモコンが設置されています。リフォーム時にリモコン式のLED照明を選択すれば、器具の光度調整などが可能であったりして、部屋の使い勝手にも多彩な変化がもたらされます。
次は左が化粧洗面台、右がトイレとバスルームになり、突き当りは洗濯機置場になりますが、それぞれを見ていきましょう。
古さのうかがえる洗面台は撤去され、ハイグレード仕様のチャコールウッドの扉とミラーキャビネット、節水C1規格に対応したシャワー付きシングル水栓、くもり止めヒーター付のW600のコンパクトながらも機能の充実した洗面化粧台に交換されました。古い洗面台よりスクエアで容量の大きな人工大理石ボールもまた新しい洗面台の使い良さが実感できる好きポイントになるでしょう。
洗面化粧台から壁の突き当りまで DKの床を継承した同品番のナチュラルな木目調のCFでまとめられ、脱衣場を兼ねた空間の奥は洗濯機置場という導線が築かれています。洗濯機専用の水栓は、オートストッパー付きの専用水栓に交換してあります。古いアパートはこの洗濯機置場の水栓が普通の蛇口であるために水漏れなどを起こして床に不具合を生じてしまい、フローリング・床の寿命を縮めてしまっているケースが少なくありません。洗濯機のコンセント口のアース接点なども（特に場所を移動した場合も）必要不可欠になります。
トイレのタンクに不備がある場合はボールタップ交換、ゴムフロート交換などによって改善・補修します。
トイレの問題の改善されたことが確認できたら、クロス貼替ののち、クリーニングによって仕上げられます。
浴室はシャワーと水栓を交換しました。一部屋だけのリフォームなので他の部屋と
同じ仕様にするべく、同タイプの水栓を探して付け替えられました。シャワーホースとヘッドはほとんどの場合新品に交換するのがポイントです。
流し台の水切りが補修され、コーキング処理等がなされました。（この部分の水漏れが DKの床にダメージを与えてしまっていました）
キッチンの内側の下がり壁には新しいクロスの上に熱感知式（各部屋は煙検知式）の火災報知器が設置されました。
DKの床は精査した結果、補修が必要と判断。根太の補強をして床下の修繕をおこないました。キッチン周りや、洗濯機置場などは、床下のチェックをしっかりおこなって、必要があれば、修繕をおこなうべきと理解しておくと良いと思います。
水回りをしっかりした床に戻すことで、建物のポテンシャルが長きにわたって継承されることになります。
次回もまた完工の様子をお伝えしたいと思います。
今回の現場監督は『伊敷さん』です。
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