不動産投資を始められて、リフォームの内容などに悩まれる方も多いと思います。
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こんばんは。 本日は
介護施設のリフォーム現場から〜
をご紹介させていただきます。
場所:【千葉県 四街道市】
今回は介護施設内の補助手すりの設置・増設についてご紹介したいと思います。
補助手すりは、万一の転倒を防止する役割と歩行や動作を助ける役割があります。そのため設置場所で行う動作や、使用する人の身長などに合わせて設置する位置を決めることになります。
浴室前の折戸前です。右利きの方が右手でドアを開こうとすれば左側に手すりが必要になります。まず歩み寄って来た場合の水平の支えに加えて、ドアの敷居を超える際に体を支えるために上の方向に体を引きあげるための縦の支えも必要になり、結果ドアの左側にL字型に手すりが設置されました。今回は他の場所にもドアの右側にも縦の手すりが増設されることになりました。
右利きの方が使用されるというケースももちろんありますが、それだけでなく例えば介護士さんが浴室まで手を引いてくれるとしたら、ご本人は利き手の右手で自分の体を右側の手すりによって支えながらドアをまたぐ形になるということもあるでしょう。実際の介護の現場では、机上に現れない様々な需要も生じるという一例にもなるかと思われます。
身長・身体機能にもよりますが、手すりの高さを決める測り方はおよそ以下のように考えられています。
・腕を真っ直ぐ下した状態で手首の付け根の位置
・大腿骨大転子の位置
・サイズを合わせて作った杖の高さを参考にするなどの方法があります。
(※一般的には補助手すりの高さは床から750~850ミリの範囲が良いとされています。)
2階の浴室前です。左側に縦の手すりがありましたが、水平方向の補助の手すりに加え、右側にも縦の支えが必要とされ、1階と同様のレイアウトでドアの右側にも縦の手すりが増設されることになりました。
一方、リフォームの施工においては、手すりは壁のどこにでも直に設置できるというものではありません。強度がない壁に取り付ける場合や、間柱の間隔を気にせずに手すり金具を取り付けたい場合は、手すり補強板(ベース板)を取り付けてその上に手すりを取り付けます。そのため「下地探し」、「壁内センサー」で、柱・間柱の位置を探して手すり補強板(ベース板)を渡して、その上に手すりを設置することになります。(※910モジュールの建物ならば柱・間柱が455mm間隔で設計されていますのでわかりやすいです)
手すり補強板(ベース板)には角を丸めた板が使用されるほか、さらに安全の為、ネジ頭を丸いキャップやシールでネジ頭を隠すなどの仕上げがおこなわれます。
写真の白いキャップの位置に、左から柱・間柱が通っているということがお分かりいただけると思います。
初めから介護施設としての設備品を備えて新築される建物もありますが、昨今では、事務所やアパート・集合住宅といった別の施設からリフォームにより介護施設に転用というケースも数多くあることでしょう。そのため介護施設のリフォームの現場では、一般の住宅・施設に比べて手摺りの設置・設定が重要視されることになると思います。
今回の現場監督は『渡邊さん』です。
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