不動産投資を始められて、リフォームの内容などに悩まれる方も多いと思います。
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こんばんは。 本日は
☆UターンDIY…!?(前編)
をご紹介させていただきます。
場所:【広島県 某区】
今回は襖の D.I.Y.(セリフォ!?)についてご紹介させていただきます。
実家帰省のおり、遭遇したのは、長らく張替えされていないと思われる奥まった部屋の襖の収納扉でした。しかしながら、私にはこの状態はもう、現地調査・Before-Afterの『Before』にしか見えません;
…というわけで、ブログ担当(職人さんではありません)が、D.I.Y.でセルフリフォームする大家さんモードにて、襖の張替の様子をお送りしたいと思います。
この襖紙の収納扉は開き戸になっており、戸襖(板襖)であれば、シールタイプの襖紙とカッターナイフで済ませようかと思いましたが、よくある板張りの構造の戸襖(板襖)ではなく、それが意外にも組子のある本襖に取手と蝶番をつけたものでした。
構造が木枠を組んだ本襖だったので、木枠を外して再湿のりタイプの襖紙で張り替えることにしました。襖紙はさすがにルノンの「凛」というわけにはいきませんので、近くのD.I.Y.ショップでどこでも買えるアサヒペン銘柄のものを調達しました。
たまたま実家にあった電動ドリルをプラスネジのビットに変えて、蝶番と取手のビスを外します。電動工具・もしくは満足な工具がない場所での作業(今回はこれ1枚の作業のみですが)は結構辛いものがありますので、これはちょっと助かりました。
小型のバール(枠はずし)は以前に自分が10枚くらいの襖張替えを実家でおこなった際に、買って置いておいたものです。堅框(襖本体縦側の木枠)側をバールでテコにして外します。襖紙側がやや凹みますが、最も気をつけたいことは堅縁(ドブ縁)襖の外側(写真では下側の茶色の木枠)に傷をつけないようにすることです。
外側の枠(堅縁)側と襖(堅框)側の間にバールを差し込み、やや深いところでテコを利かすことができれば、堅框と堅縁の双方を痛めることなく堅縁を外していけます。
なお本襖の構造は、上のような釘打ち式のほかに折れ合い釘式というのもあり、上下にスライドして外す方式なので間違ってテコを入れて折れ合い釘を破損させてしまわないよう、まずどちらなのか確かめてから始めるよう注意が必要です。
上の方法も襖釘の近いコーナーでは深く差し込めないため襖(堅框)側を少し犠牲にしてこじ広げました。襖(堅框)側はやや凹みが生じても後で新しい襖紙に包まれ、見えなくなるため、外側の枠(堅縁)側に凹み傷をつけてしまうよりはるかに良いといえます。
外側の枠(堅縁)がうまく外れました。
襖釘は以前購入したものが残っていたので、外側の枠(堅縁)を外した際に、曲がりの生じたものは組み立て時は新しいものと交換します。
古い襖紙をはがしてみます。子供の頃の記憶では、自分で破ってしまった襖の穴をめくってみると何種類・何層もの紙が重ねてあり、「図画工作程度では治らないな」と諦めてようやく親に知らせるといったことが思い出されます。
襖の紙の層の構造は呼び名も様々ですが、多層構造により遮光・断熱・強度といった機能をもたせたようなしくみになっています。
骨紙張り(骨縛り)→打ち付け張り/骨紙張り押さえ(胴張り)→蓑張り→ベタ張り(蓑張り押さえ)→袋張り→袋張り(2)→清張り→上張り
※“張り”を“貼り”と称する場合もあります。ここでは、襖や網戸は張(り)替え。壁クロスは貼(り)替えとできるだけ統一して表記したいと思っています。
こちらは、茶チリ(茶色のチリ紙?)という薄紙の上に上張りが1枚といった感じでしょうか?上の→の解説のように清張りの下の何層もの構造をはがして D.I.Y.ですべてやり直すのは、材料を用意するのさえ不可能に近いことと思えます。
中央に穴がありますが、上張りには影響が出なさそうなそうなので、茶チリは剝がさずに上張りをすることにします。
…この日は12月31日、大晦日。日が沈んでからのD.I.Y.作業になりました。
次回に続きます。
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